パリの人権の壁:6人の現代活動家に捧げられたフレスコ画。

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発行元 Caroline de Sortiraparis · 写真: Caroline de Sortiraparis · 掲載日 2023年9月21日午後08時50
パリでは、6人の現代活動家に捧げる初のフレスコ画が、人権の壁に描かれる。パリ12区にあるこのXXLサイズのストリートアートは、マーン・クローによるもの。

ストリートアートは、首都の特定の地区を彩り続けている。光の街パリでは、都市アートのプロジェクトが増えており、中には一見の価値があるものもある。パリ12区の 人権の壁に描かれた、この新しいフレスコ画もそのひとつだ。

パリ市がアムネスティ・インターナショナル・フランスに提供したこの人 権の壁は、2023年9月21日にサヘル通り30番地に正式に落成した。目的は?パリ市は9月13日に発表したプレスリリースの中で、この人権壁が さまざまな芸術家による定期的なフレスコ画の題材となる」ことを明記している。壁の落成式では、都市アートの最初の作品として 6人の現代活動家にオマージュが捧げられる。

長さ15メートル、高さ5メートルのこの巨大なストリートアートのフレスコ画は、 「人権を守るために、しばしば多大な犠牲を払って」戦う活動家たちの顔を称えている、とパリ市は同じプレスリリースで説明している。

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マルセイユを拠点に活動するストリートアーティストのマーン・クロワは、人権擁護においてイランを代表する人物となった弁護士のナスリン・ソトゥーデ、2018年にノーベル平和賞を受賞し、女性を「治す」男として知られるムクウェゲ医師へのオマージュを捧げることにした、米軍の内部告発者 チェルシー・マニング、教育を受ける権利のための闘いを体現するマララ・ユサフザイ、気候変動と闘う有名な環境活動家グレタ・トゥンバーグ、そして最後にフェミニズム運動と反人種主義運動の象徴 アンジェラ・デイビス

「女性の権利、気候変動、医療へのアクセス、差別との闘い、基本的な権利と自由など、彼らの背景の多様性は、幅広い人々の関心を引き、若い人たちに運動を起こすきっかけとなる、非常に現代的な闘いの幅を提供しています」とパリ市はプレスリリースで述べている。

実用的な情報

所在地

30 Rue du Sahel
75012 Paris 12

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