映画界と演劇界がスターを失った。アイルランド人俳優のマイケル・ガンボンが2023年9月28日に死去した。BBCが報じた彼の家族の話によると、肺炎のため亡くなったとのこと。享年82歳。
マイケル・ガンボンは、『 ハリー・ポッター』シリーズのアルバス・ダンブルドア役でよく知られている。リチャード・ハリスの死後、2004年に魔法学校の校長役を引き継いだ。とはいえ、このアーティストのキャリアはそれだけにとどまらず、マイケル・ガンボンは他にも多くの成功を収めている。
夜のパリ』、『コックと泥棒』、『その妻と恋人』、『ギャンブラー』、『スリーピー・ホロウ』、『イーライの書』、『ファンタスティック Mr.FOX』、『英国王のスピーチ』、『パディントン』、『 キングスマン:ゴールデン・サークル』、『紳士泥棒』などなど。
マイケル・ガンボンはテレビでも輝きを放ち、とりわけ1965年頃にキャリアをスタートさせた舞台で活躍した。わずか数年で、この俳優は英国演劇界の指標となった。実際、彼の才能は誰もが認めるところであり、 British Academy Television Awardsで賞を受賞している。1987年、2000年、2001年、2002年に最優秀男優賞を受賞し、2012年には英国インディペンデント映画賞でリチャード・ハリス賞を受賞した。1989年に大英帝国勲章コマンダー(CBE)、1997年12月31日にエリザベス2世からナイトの称号を授与された。
国民からも同業者からも愛されたマイケル・ガンボンは、家族やファンの心に大きな穴を残した。