今年の 春分の日は2024年3月20日(水)。多くのフランス人が、木々の芽吹きと日照時間の増加を心待ちにしている重要な日だ。2024年3月20日から正式に春に入り、夏至の6月20日まで1日平均4分の日照時間が増えるからだ。
しかし、春分とはいったい何なのだろうか?昼の長さと夜の長さが等しくなる天文学的な瞬間である。北半球では3月19日から21日にかけて冬から春になり、北半球では9月21日から24日にかけて夏から秋になる。
実際、 春分の日は春分点として知られ、グレゴリオ暦の 立春と重なる。これは北半球では冬の終わりを意味する。逆に南半球では秋の始まりにあたる。
したがって、2024年の春分の日は、IMCCE(Institut de Mécanique Céleste et de Calcul des Éphémérides)によれば、今週水曜日、3月20日04時06分21秒(フランス時間)に始まる。その正確な瞬間、太陽は地球の赤道で垂直になる。太陽はほぼ正確に東から昇り、真西に沈む。
昨年の春分の日は同じ3月20日だったが、その数時間後の午後10時24分(フランス時間)だった。しかし、2007年の春分の日は2003年と同じく3月21日であった。では、なぜ日付と時刻が変わるのか?これを理解するためには、グレゴリオ暦を見る必要がある。私たちの暦では、1年は365日である。しかし実際には、地球が太陽の周りを1周するのにかかる時間はちょうど365日と5時間48分である。
そのため、この時差を埋めるために、4年ごとに1日追加するのである。この差によって、彼岸の日付と時間が変わる。2024年、2月は通常28日のところ29日となる。
なお、IMCCEが作成したカレンダーによると、3月21日に予定されている次の春分の日は2102年、3月19日に設定されている春分の日は2044年と予測されている。
この 春分の日の数日後には、夏時間に変わる。
2024年の時間変更:今週末から冬時間に変更
日が短くなり、夜が長くなっているのは間違いない!2024年10月26日(土)から27日(日)の夜、私たちは1時間睡眠をとり、時計を1時間戻す。しかし、フランスとヨーロッパの当局は、この時間変更に終止符を打つことを決定したのではないだろうか?ちょっと見てみよう。 [続きを読む]