崩壊の危機に瀕しているのは、数年前に修復された ビル・ハケイム橋ではなく、16区の大統領ケネディ通りを通る地下鉄6号線の地下にある歩道橋だ。2024年8月11日(日)以降、構造物のボルトが破損したため、一般の通行は禁止されている。これは非常に危険な状況で、Marathon pour Tousの 観客がランナーを応援するために大勢集まった後に発生した。
ル・フィガロ紙によると、その夜、歩道橋は「危険なピッチング」をし、警察によって緊急避難させられたという。歩道橋は2021年以来、事故によって弱体化し、破損していた。人通りの多いこの歩道橋は、地元住民の悩みの種であり、何度もパリ市に問題を提起してきたという。それ以来、足場だけで支えられており、オリンピック後に工事が行われる予定だったが、地元住民は事前に工事を行うよう求めていた。
毎日新聞によれば、再開は2025年秋から春にかけて行われる予定の補強工事後となる。階段は利用できるようになるものの、自転車やスーツケースを持った観光客、乳母車を連れた親御さんにとっては、その間は不都合となる......。