パリのさびしさが身にしみるようになったら、電車に乗らなくても、首都のすぐそばで緑の中でちょっと一息ついてみよう!パリの郊外にこんな 素敵で静かな田舎風のスポットがあるのだから、わざわざ田舎に行く必要はない。どこにいても、プチ・セアンチュール(Petite Ceinture)と呼ばれる有名な廃線がすぐ近くにあるのだ。ソルティール・ア・パリ』編集部では、一般に公開されているプチ・セアンチュールのほとんどを歩いてきました。今回は、ポルト・ド・ヴァンセンヌと ポルト・ドレの間の最も広い区間をご紹介します!
駅が改装されて華やかな18区や、バラが咲き乱れる17区と違って、12区は田舎風!プチ・セアンチュールとは、19世紀に建設され、1934年に廃止された 32キロの鉄道路線のことである。長い年月をかけて修復されたこの自然遊歩道は、今でもめったに歩かれることがなく、野草に囲まれた特別な休息のひとときとして、とても気持ちのいい散歩道となっている。
というわけで、トラムですぐのポルト・ド・ヴァンセンヌの郊外から、牧歌的なツアーを始めることにしよう。最初の目的地はヴィラ・デュ・ベルエールで、これから始まることを予感させる楽しい小道だ!この魅力的な日陰の通りは、小さな植物や木々、昆虫や鳥のホテルでいっぱいで、片側は小さな庭付きの2階建ての家々に囲まれている。
プチ・セアンチュールの多くの区間と同様、周囲の喧噪から離れ、街の上空を散歩することができる。さらに驚くのは、鳥のさえずりがはっきりと聞こえ、たくさんの蝶が飛び交っているのが見えることだ。旧鉄道で最も長いウォーキングコースである1km67では、静寂と植生を楽しむことができる!
また、自然がその権利を取り戻した道標などの鉄道の要素にもいくつか出くわすので、時代を超えた終末的な雰囲気が楽しい。30分ほど散策した後は、ポルト・ドレ側の橋と線路に張り出した芸術的なタグをゆっくり鑑賞してください。
パリのプティット・セアンチュールの散策ガイド。
プチ・セアンチュールをご存知でしょうか。パリを一周する全長32kmの廃線跡で、パリの喧騒から離れた緑豊かなスポットがあるんです。ちょっと足を延ばしてみようか? [続きを読む]