皆さん、 パリの地下墓地と クリプト・ド・パリ(ノートルダム大聖堂の地下にあるガロ・ローマ時代の遺跡)を混同しないようにしましょう!何百もの頭蓋骨や骨があるカタコンベは、首都の地下350kmに及ぶネットワークを形成しており、心配させるだけでなく魅了する神秘的な場所である。
パリの地下墓地に眠る死者とは?カタコンベでは何が見学できるのか?何を着て行けばいいのか?カタコンベは何歳から見学できるのか?そんな疑問にお答えします。
カタコンベの歴史に戻りましょう。地下20メートルの採石場には、パリで最も奇妙な墓地のひとつがある。1800年に11,000平方メートルの敷地に建設されたこの墓地には、不浄の理由で閉鎖された 墓地、特に土壌を汚染したアール地区のシメティエール・デ・イノサン墓地のすべての 骨が納められている。1777年4月の国王会議の命令により、遺体と骨は地下の採石場に移され、納骨堂へと姿を変えた!
この納骨堂は、集団墓地になるどころか、エリカール・ド・テュリーによる魅力的な(不穏な?)プレゼンテーションの中で、 死の帝国となった。
この不朽の場所にたどり着くには、螺旋階段を降りなければならない。幸いなことに、心理学的な準備室に到着すると、何百万もの頭蓋骨が、なぜ、どのようにして地下にたどり着いたのかが説明され、2kmの道のりに綿密に並べられている。カタコンベのごく一部が「合法的に」見学できるのだが、多くのカタコンベ愛好家は、許可なく地下を歩いてスリルを味わうことを好む。カタコンベを訪れたいなら、ウエストコートをお忘れなく。長靴は必要ないが、フラットシューズをお勧めする。人骨の上に真っ逆さまに倒れこんでしまうのはもったいない......。
遺骨の数には目を見張るものがある!骨の由来を説明する看板だけでなく、気になる碑文もある。その中には ラマルティーヌの「Ainsi tout change, ainsi tout passe, ainsi nous nous passions.すべてが消え去るこの海の下を滑走するこの船以上の痕跡を残さずに。
この迷宮が哲学的で、私たちの世界での居場所を考えさせるものであるならば、この納骨堂がキリスト教王国で想像されたものであることを忘れてはならない。
カタコンベには誰がいるのか?有名人もいれば、見知らぬ人もいる。長さ800メートルに及ぶ有名な「骨の回廊」には、シャルル・ペロー、ラブレー、ラシーヌが眠っている。
カタコンベには、パリの歴史を体験できるショップもあり、遺跡の歴史に関する本や、カタコンベにインスパイアされた文学作品、アロマキャンドルからデザイナーズ・ジュエリーまで、ドクロをテーマにしたグッズの数々が並んでいる!
忘れられない体験になるはずだ!頭を水に浸したくなければ、オンライン予約をお忘れなく!
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開催日および開催時間
より 2024年12月17日
所在地
カタコンベ
1, place Denfert-Rochereau
75014 Paris 14
推奨年齢
10~130年
公式サイト
www.catacombes.paris.fr
予約状況
www.billetterie-parismusees.paris.fr
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火曜日から日曜日、午前9時45分から午後8時30分まで、チケット売り場は午後7時30分まで。 月曜日と一部の祝日(1月1日、5月1日、12月25日)は休館。 カタコンベは昇天祭の木曜日、7月14日、8月15日、11月1日、11月11日(月曜日を除く)に開館。