イル・ド・フランス地方には、城、天守閣、修道院、教会など、中世の遺構が数多く残っている。ヴァル=ド=マルヌ県サン=モールにあるサン=ピエール・デュ=フォッセ修道院は、639年にダゴベール王の死によって設立され、まさに中世の施設と見なされている。 サン・モール歴史考古学協会(Société d'histoire et d'archéologie de Saint-Maur)の協力により、文化遺産の日にその遺跡を見学することができる 。
7世紀、修道士たちの共同体が最初の教会を囲むように定住し、1000年頃に増築された。 ここで、癒しのパワーで有名なサン・モールの聖遺物がよみがえり、巡礼の火付け役となった。ベネディクト会修道院としてはこの地方で唯一の大修道院で、当時は実に繁栄し、1137年から1281年にかけて最盛期を迎えた。残念ながら17世紀に放棄され、1750年以降に取り壊されたため、現在残っているのは廃墟だけである。
幸いなことに、公園内には、歴史的建造物である ラブレーの塔、13世紀の修道院教会の柱、ノートル=ダム=デ=ミラクル礼拝堂のシェーヴ、地下室と地下通路の一部など、印象的な遺構が残っており、勇気のある人ならその中に降りることができる。
開催日および開催時間
日 2023年7月8日
所在地
サンモール修道院
4 Rue de l'Abbaye
94100 Saint Maur des Fosses
料金表
€7
公式サイト
exploreparis.com