村上隆(1962年生まれ)は、微笑む花、鮮やかな色彩、マンガにインスパイアされたポップな世界観でよく知られている。今回、パリで開催される個展では 、シックな8区にあるギャルリー・ペロタン・マティニョンで、村上隆の近作を展示する。
10月15日から2024年11月23日まで開催されるこの新しいアート・インスタレーションは、村上隆のイマジネーションから生まれたお気に入りのキャラクターをフィーチャーしている。村上隆が1996年に生み出した象徴的なキャラクターであるミスターDOBをはじめ、有名なパンダ、善と悪のカワイイバージョンである ミス・グッド・シングスとミスター・バッド・シングスなどが登場する。また、作家がときどき帽子の形で頭にのせている風変わりなタコもいる。
また、村上隆が構想した紛れもない子ライオンの「夢ライオン」も、高さ50センチほどのペインティングで展示される。また、2020年に亡くなった愛犬POMと村上隆の自画像も公開される。
ギャルリー・ペロタン・マティニヨンでは、色とりどりの花が描かれたアーティストの円形のペインティング2点と、毎回同じ痕跡の白い液体で整列された7本の縦の色の帯を見せる作品「ZuZaZaZaZa Rainbow」も展示される。
村上隆のキャリアのさまざまな瞬間を体現するこれらの作品やアイコンはすべて、登場人物の輪郭に沿って形作られた別の木製パネルに描かれている(「シェイプド・キャンバス 」)。
村上隆のファンなら、パリで開催される日本人アーティストの個展は見逃せない。 10月15日から2024年11月23日まで Galerie Perrotin Matignonで、相変わらずカラフルな彼の最新作を鑑賞しよう!