ルーヴル美術館、コレクション拡充の準備完了...2月1日、ルーヴル美術館の現理事長であるローレンス・デ・カーズ氏が、ビザンチウムと東方キリスト教の美術に焦点を当てた、ルーヴル美術館の将来的な部門開設のスケジュールを発表した。開館は「2024年から2025年頃」を予定している、と館長はエリゼ宮で行われたレジオンドヌール勲章の授与式でパスカル・ゴルニッシュ氏(オリエント美術協会館長)に説明した。
ドゥノン棟のエジプト、ギリシャ、エトルリア、ローマの古美術品展示室とイスラム美術部門の間に、傑作を含む合計1200点の作品が展示される予定である。「これは野心的で、長い間待ち望まれていた、必要なプロジェクトです」と彼女はスピーチで説明した。ジハード主義の脅威がこの地域で強まっている今、文化と遺産を保護することが不可欠である今、この部門の開設を望むことは理にかなっている。
バルベリーニ象牙、アナスタシウス帝とユスティニアヌス帝の勝利を描いた葉の上に祝福のキリスト、コンスタンチノープルで制作された銀製の典礼用壺「エメサの壺」などである。また、ボオーのコプト教会の遺跡や、サン・ドニの宝庫から出土したラピスラズリのイコンも見ることができるだろう。
要するに、ルーヴル美術館のこの新しい部門を歩き回るのが待ちきれないということだ!