音楽と視覚芸術が出会うとき...音楽家、作曲家、編曲家として知られる空想家クリストフ・シャソル(Christophe Chassol)が、9月15日から2023年12月22日までリリック劇場で開催される「Les Marguerites Gaumont par Chassol」展を通じて、ゴーモンの映画遺産にかつてない没入感を提供する。この革新的な展覧会は、一連の上映とコンサートを予定しており、シャソルが2003年にゴーモンとコラボレーションを行い、ゴーモンの象徴であるデイジーのロゴの音楽テーマをデザインしたことに呼応している。今日、シャソルは ゴーモンの象徴的な映画を、彼の音楽と融合させることで再構築している。
Les Marguerites Gaumont par Chassol』では、作曲家であるシャソルが、彼の芸術的特徴ともいえる作曲技法「ウルトラスコア」を通して、ゴーモンコレクションの中から15本の映画を発見、再発見するよう私たちを誘う。シャソールは、台詞の音節をひとつひとつ音符に変換し、台詞を楽譜、リズム、メロディーに変えていく。こうして、『Le Dîner de cons』、『OSS 117』、『le Caire nid d'espions』、『Camille redouble』、『Cuisine et Dépendances』などの映画は、新たな音楽的側面を持つことになる。
展覧会の名称は、1903年、母マルグリット・デュパンルーを偲び、ゴーモンのロゴにヒナギクを選んだレオン・ゴーモンへのオマージュである。このこだわりはゴーモンのDNAとして輝き続け、シャソールの展覧会でも強調されている。この展覧会の延長として、シャソールは9月15日にコンサートを開き、「レ・マルグリット・ゴーモン」を生演奏する。さらに、展覧会開催中の3ヶ月間、一連のミーティング、上映会、ワークショップが無料で開催される。
ミニマル派からポップ・カルチャー(フェニックスや セバスチャン・テリエのツアーに参加)まで、幅広い影響を受けてきたシャソルは、シリアスでありながら親しみやすい音楽を創り出す才能で有名だ。今回の個展でも、既成概念にとらわれない彼の意欲は衰えることなく、X-Pianos、Indiamore、Big Sun、Ludiといった過去のプロジェクトですでに披露されている、独自の「ウルトラスコア」テクニックを披露し続ける。Les Marguerites Gaumont』によって、シャソルは私たちを新しい視点で映画を見聞きするよう誘う。皆さん、彼の音楽の世界に浸ってみませんか?
開催日および開催時間
から 2023年9月15日 へ 2023年12月22日
所在地
ラ・ゲテ・リリック
3 Rue Papin
75002 Paris 2
アクセス
地下鉄3号線または4号線「Réaumur-Sébastopol」駅
料金表
無料
公式サイト
www.gaite-lyrique.net
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営業時間は火曜から金曜が午前9時から午後10時まで、週末は午前11時から午後7時まで。月曜定休。