現代アーティストのオルガ・カルダスが、2025年1月15日から3月16日まで、 ハレ・サンピエールで個人的かつ詩的な展覧会を開催する。モノクロ写真は、白昼夢と苦痛、思索と葛藤が入り混じった彼女の存在の紆余曲折を一歩一歩案内してくれる。
Le jardin aux sentiers qui bifurquent(分かれ道の庭 )」展は、瞬間が出会い、対話する、夢のような植物の世界へと私たちをいざなうようにデザインされている 。作家は、時代錯誤的な方法で表現されたさまざまな瞬間を通して、自身の親密で芸術的な経験を語る。この時間の庭では、次の作品が何であるのか、植物の間から次の時代が現れるのかがわからないまま、来場者は「道」をたどるように誘われる。
ブランコの上のダンサー、入浴中の癒やしの女性、さなぎの中でもがく身体...。黒と白の色使いと詩的で夢のような被写体は、これらの光景が時代を超越し、古代と永遠のものであるかのような印象を与える。
これらの女性たちと並んで、オルガ・カルダスは多くの花を紹介している。これらのイメージは謎を秘め、本展のさまざまな章をつないでいるようだ。数年前に始まったこの花園は、アーティストのさまざまなプロジェクトの過程で時間をかけて成長し、昇華してきた。2025年、ハレ・サンピエールにて、オルガ・カルダスは、通常連想される儚い植物のイメージとはかけ離れた、明るく力強い花々を披露する。
この冬、現代美術家は私たちを、女性の身体と自然が主役となる彼女の庭の散策へと誘う。
開催日および開催時間
から 2025年1月15日 へ 2025年3月16日
所在地
ハレ・サンピエール
2, Rue Ronsard
75018 Paris 18
公式サイト
www.hallesaintpierre.org