モナリザは間もなく移転する?エマニュエル・マクロン仏大統領は2025年1月28日(火)、ルーヴル美術館での記者会見でそう発表した。大統領は、モナ・リザが設置されるクール・カレの下に新しい部屋を作ることを発表した。ルーヴル美術館から独立してアクセスできる、特別な専用スペースだ。
モナ・リザは現在、イタリア絵画部門の「エタの間」にあり、ヴェロネーゼの「カナの結婚」のすぐ向かいにある。館内で最も広いこの部屋にたどり着くには、イタリア絵画部門のかなりの部分を横切り、さらに来館者の間を縫ってモナ・リザを見に行かなければならないからだ。かなり小さいこの作品は、遠くからでも見やすいとは言えない。ハフポストの同僚が報じているように、全部で毎日2万人以上の来館者がこの作品を見にやってくる。
今のところ、移転の時期は未定である(多くのコメントや反響を呼びそうだ)。しかし、目標時期は2031年である。また、この新しいホールへの入場料を特別価格にすることも検討されているが、今のところ何も決まっていない。なお、モナリザを移動させるという話は今回が初めてではない......。RTLが報じたように、ルーヴル美術館の現館長ローランス・デ・カーズは2022年、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画を隔離し、来館者がよりアクセスしやすいようにするため、移動させるという提案を提出した。これはすぐにでも実現すべきことである。