シャイヨー国立劇場は、ケータリングに関して途方に暮れているようだった。 ジャン・ヴィラールによって設立された旧国立大衆劇場は、観客が仕事場から劇場に直接来ることができるように、劇場で「ファーストフード」というアイデアを生み出したが、これまではこの分野であまり満足のいくサービスを提供していなかった。
しかし、2015年11月以来、劇場に通う常連客は新しいケータリングの方式を発見している。1859年に国民公会堂で最初のパティスリーを開いたメゾン・プラディエがこの場所を引き継いだのだ。その結果、大理石で覆われた劇場のホワイエに、より手軽で安価な軽食が登場し、さらに高級なレストランも併設された。
最近では、ショーがない日曜日の朝でもブランチを楽しめるようになった。エッフェル塔の前でブランチ、人生最高じゃない?
この39ユーロのブランチのメニューには、様々なサラダ、生野菜、ポテト、卵、コールドミート、魚など、味わい深い料理の幅広い選択肢があるが、何よりも甘いものがある。というのも、このメゾン・プラディエの名声を高めているのはデザートだからだ。
食べ放題のビュッフェ・テーブルには、伝統的なパンやペストリー、ミルフィーユ、レモン・パウンドケーキ、色とりどりのタルト(ストロベリー、レモン、チョコレート...)、そしてなんといってもチョコレート・エクレアが並んでいる。
ドリンクは、紅茶、コーヒー、各種フルーツジュースを好きなだけ。
6月初めには、サン・ミッシェルとサントノーレ・マルシェ広場に新しいブティックがオープンします。