ベートーヴェン・ウォーズ』は、フランスの指揮者ローレンス・エクイルベイ(Laurence Equilbey )によるオリジナル作品で、5月23、25、26日にブローニュ=ビヤンクールの ラ・セーヌ・ミュジカル(La Seine Musicale)で上演される。このショーは、他に類を見ない体験を約束する没入型スペースオペラである。
アントナン・ボードリの演出による『ベートーヴェン・ウォーズ』では、ラ・セーヌ・ミュジカル劇場のステージに設置された巨大な曲面スクリーンに 漫画が映し出される。この漫画は、100人以上の音楽家が 生演奏するベートーヴェンの音楽に導かれた平和のための戦いを描いたものである。マンガ家たちと20人以上のグラフィックデザイナーによって制作されたモーション・マンガのため、3Dだけでなく2D体験も楽しめる。
ベートーヴェン・ウォーズのショーは、ドイツの有名な作曲家・ピアニストの音楽を盛り込みつつ、漫画に未来的なアプローチを取り入れ、革新性とクラシック音楽への回帰を融合させたものである。ローレンス・エクイルビーの狙いは、より若く多様な観客を惹きつけることで、クラシック音楽をメインストリームに戻すことでもある。このスペースオペラは、2025年にフランスと香港で上演される予定だ。
モーション・マンガは、遠い惑星に住むステファンと ジゼールが、戦争で荒廃した世界の終わりを見守る物語である。そして、敵対する2つの氏族間の戦争を目撃し、地球に連れ戻すために宇宙探索に乗り出す。ベートーヴェンの音楽に乗せて、恐るべき銀河系間の戦いが繰り広げられる。
5月23日、25日、26日の3日間、ラ・セーヌ・ミュジカルで『ベートーヴェン・ウォーズ』をお楽しみください!