今週2023年4月20日(木)にも、年金改革に反対するストライキの日がやってきます。さて、イル・ド・フランスの公共交通機関はどうなるのでしょうか?RERとTransilienの交通予測をご紹介します。
CGTの 呼びかけで始まった、 2023年4月20日(木 )に予定されている年金改革に反対する新しい ストライキとデモの日 ( )は、前回と同じように多くの人々を動員できるだろうか。今のところ、誰にもわからない。しかし、SNCFの4つの組合は、新たなプレスリリースで、動員を継続し、今週木曜日に「鉄道労働者の怒りを表現する日」を発表することを明らかにしています。
また、4月20日には、パリとイル・ド・フランスの公共交通機関、特にRER、そして特にトランジリアンのネットワークで新たな混乱が予想されます。では、具体的にどのようなことが予想されるのでしょうか。トランシリアンの ウェブサイトでは、全国的な労働争議のため、「4月20日(木)にトランシリアンの路線で列車の運行に支障が生じる」と警告しています。
TransilienのH、J、L線では「混乱」、K線では「大きな混乱」が予想されます。RER側でも、RERのC、D、E線で交通が複雑になることが予想されます。
RERの交通予測
- RER A: 通常運行。
- RER B : 通常通り。
- RER C: 交通機関が乱れ、3本のうち2本が運行される見込みです。
- RERD:交通障害、全路線で3本中2本の運行が予想されます。リヨン駅とシャトレ・レ・ザール駅間の相互接続は維持される予定です。
- RER E:交通機関に乱れが生じ、全路線で3本中2本が運行される見込みです:
トランジリアンネットワークの交通量予測
- H線:交通機関の乱れ、3本中2本の運行が予想されます。
- J線:交通障害、3本のうち2本の列車を予想。
- K線:交通機関が大きく乱れ、2本中1本の列車が運行される見込みです。なお、午前6時30分から午前8時15分までと、午後4時30分から午後6時15分までは、列車が運行されません。そのため、利用者は通常運行となるRER Bに乗るため、Mitry-Clayeへ行くよう案内されています。
- L線:交通機関の乱れ、3本中2本が運行される見込みです。
- N線:交通機関の乱れ、4本中3本が運行される見込みです。
- P 線:交通障害、Paris Est - Meaux、Paris Est - Coulommiers、Paris Est - Provinsルートでは4本中3本、Meaux - La Ferté Milonルートでは2本中1本が運休する見込みです。Paris Est - Château-Thierry間、Esbly - Crécy la Chapelle間は、通常通りの運行となりますので、ご注意ください。
- R線 :交通機関が乱れ、パリ-モンタルジ/モントロー経由のルートでは、平均して3本中2本が運行される見込みです。なお、Melun-Montereau間はHéricy経由の往復列車が4本運行されています。
- U線:交通機関が乱れ、3本中2本の列車が運行される見込みです。
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