RER Aをよく利用する人なら、ここ数日、RERの車窓に貼られた巨大なステッカーにお気づきだろう。通勤客ならご存知の通り、このステッカーは通常、道路工事や路線の一部閉鎖を知らせるために貼られる。よく見てみると、確かにこの春、有名なRERのA線で メンテナンス工事が予定されており、その結果、 交通が部分的に遮断されることになる。
詳しくは、2024年5月8日(水)から12日(日)までの間、RER A線のル・ヴェジネ-サントル-リュエイユ-マルメゾン間が運休となる。この5日間の工事期間中、ル・ヴェジネ・サントル駅はサン=ジェルマン=アン=レーからの乗客の臨時終着駅となる。逆に、リュエイユ・マルメゾン駅はパリからの乗客の臨時終着駅となる。シャトゥー・クロワシー駅は5月8日から12日までの間、立ち入り禁止となる。
乗客の旅をサポートするため、RATPは代替バスによる代替交通手段の導入を発表している。これにより、乗客は両方向の旅を続けることができる。「とはいえ、所要時間は長くなる」とRATPは指摘し、乗客に「可能な限り」旅程を変更し、旅を延期するよう促している。
Régie Autonome des Transports Parisiens(パリ交通公団)も、この工事期間中、 RERの発着ホームが変更されることを警告している。Le Vésinet - Centre駅では、事故がない限り、すべての発着は2番線ホームからとなる。リュエイユ・マルメゾン駅では、発着は2番、A、B番ホームからとなる(1番ホームは閉鎖される)。
RATPは、「リュエイユ=マルメゾン地区のスイッチと踏切のメンテナンス作業を実施するため」と説明している。「ネットワークの品質、信頼性、安全性を維持するためには、これらの要素の更新が不可欠です」とRégie Autonome des Transports Parisiensは付け加えた。
RATPはまた、「線路が安定するまでの48時間、列車は速度を落として走行する必要がある」と指摘している。このため、5月13日(月)および14日(火)には、リュエイユ・マルメゾン-シャトゥー・クロワシー間で、双方向とも約2分の所要時間が必要となる。また、リュエイユ=マルメゾン-サン=ジェルマン=アン=レー間の一部列車も運休となる。