欧州選挙の結果と国民議会の解散が発表されて以来、極右 に反対するデモを呼びかける声が全国で高まっている。日曜日の夕方には、パリのレピュブリック広場に2,000人から3,000人が自発的に集まり、極右に抗議した。月10日(月)には、いくつかの青年団体が、レピュブリック広場やフランス全土の他の町や都市で、さらなるデモや集会を呼びかけた。
早期議会選挙が6月30日と7月7日に実施される予定で、極右勢力に反対するデモがフランス全土で組織されている。組合間グループといくつかの団体は、2024年6月15日(土)にパリでデモを行うよう呼びかけている。プレスリリースの中で、労働組合総連合、SOS Racismeや LDH(Ligue des Droits de l'Homme)を含む多くの団体、学生組合は、今週土曜日にも大規模なデモを行うよう呼びかけている。デモ行進は午後2時頃に レピュブリック広場から出発し、タンプル大通り、カルヴェール通り、ボーマルシェ大通り、バスティーユ広場、リヨン通り、ドーメスニル通り、ディドロ大通りを経由してナシオナル広場へと向かう。
「6月9日に行われた欧州選挙で、棄権と極右が過去最高を記録した。この傾向はヨーロッパ全土で進行しているが、フランスは極右リストが最も高い得点を記録した国である」と6月11日に発表されたプレスリリースで警告している。
「民主主義と社会的覚醒が必要だ。そうしなければ、極右が政権を握るだろう」と組合は付け加え、「共和国と民主主義が危機に瀕している」と指摘した。そのため、労働組合と多くの団体は、「今週末の6月15日と16日に、労働の世界における進歩的な代替案の必要性を強調するため、可能な限り広範なデモ」を呼びかけている。パリでは、6月15日(土)午後2時にレピュブリック広場を出発し、タンプル大通り、フィユ・デュ・カルヴェール大通り、ボーマルシェ大通り、バスティーユ広場、リヨン通り、ドーメスニル通り、ディドロ大通りを通り、国民広場へ向かうデモに集合する。
開催日および開催時間
日 2024年6月15日
Starts at 午後02時00
所在地
レピュブリック広場
Place de la République
75011 Paris 11
アクセス
メトロ・レピュブリック・ボザール