傘をしまわないで。低気圧カークが通過したパリはすでに豪雨に見舞われ、一部の地下鉄は完全に浸水したが、イル・ド・フランス地方では大雨が続いている。
今朝から、イヴリーヌ県を中心に50ミリの雨が降り、避難勧告が出された地域もある。パリでは、19区で倒木があり、軽傷を負った2人の子供と歩いていた男性の命を奪った。
今日は、特に電車やRERの数路線で大きな交通機関の混乱が予想される。パリ地方の道路も、ジュヌヴィリエの セヴィーヌトンネルを含めて閉鎖されている。Sytadinによると、交通量は特に多く、パリ地方では260km以上の渋滞が発生している。N118やA86などの道路が悪天候のため一部封鎖されており、移動が非常に困難になっている。
全国的な状況は依然として憂慮すべきものである。赤色警報が発令されている6県に加え、パリの大部分を含む34県がオレンジ色警報が発令されている。
アルデシュ地方のアノネイなど 、いくつかのコミューンの保育園や 学校は、洪水のため閉鎖または避難を余儀なくされた。ロゼール県では、いくつかの地域で通学路が閉鎖され、住民の安全を確保するためにいくつかのコミューンで休校が命じられた。
フランス南部では例外的な降雨が記録され、局地的には400mmから600mmに達する雨量となっている。擾乱の進行を注意深く監視しているフランス気象庁によると、この状況は今後数時間で変化する可能性があるという。この集中豪雨の原因であるセヴェンヌ現象はこの地方でよく見られるが、地中海の気団と北からの寒気の移動により、さらに北の他の地域にも影響を及ぼしている。
木曜日の夜には2回目の雨が降る可能性があるが、当局は危険地域に住む人々に対し、警戒を怠らず、移動を制限するよう呼びかけている。今週金曜日も、セーヌ=エ=マルヌ県を除き、イル=ド=フランス地方の大部分はオレンジ色の警報が発令されている。
推奨年齢
すべての