ご存知でしたか?金色のドームが象徴的なモニュメントを見ることができるパリのアンヴァリッド広場には、1900年の万国博覧会の遺物である、かつての航空ターミナルがあります。このあまり知られていない首都の宝が、 「Réinventer Paris II」のプロジェクト募集を受けて生まれ変わろうとしている。2027年までに、アンヴァリッドのエア・ターミナルはAérog'art(エログ・アール)となり、芸術への愛と美食への愛を融合させた文化的ライフスタイルの中心地となる予定だ。
SemPariSeineのウェブサイトによると、2024年に着工予定のこのプロジェクトは、4階建てで7,500平方メートルを占める。美術品や工芸品を展示する展示スペース、家族連れがオリ・オリ子供博物館を見学できるグレートホール、 M.I.A.M(多世代食専門のマルシェ・デ・アンヴァリッド)フードホール 、レストラン「シェ・フランソワーズ」などが設けられる。パティオはターミナルと大ホールとを結び、記念碑的な階段はアンヴァリッド広場から大ホールのあるサブスラブへもアクセスできる。
プロジェクトが進むにつれて、一般市民、特に地元住民がプロジェクトの進捗状況を確認できるよう、オープンデーや敷地内のガイドツアーが企画される予定だ。
所在地
アンヴァリッド広場
Esplanade Des Invalides
75007 Paris 7
アクセス
メトロ・アンヴァリッド線8番、13番、RER Cバス63番、83番、87番、93番
公式サイト
pariseine.fr