色とりどりのパイプが迷路のように絡み合うこの巨大な建物は、好き嫌いは別として、無関心ではいられない。ヨーロッパを代表する近現代美術のコレクションを含む宝物のように、 ポンピドゥー・ センターは 通行人や観光客を反応させ、交流させる。しかし2025年、このパリの文化的ランドマークは大規模な改修工事のために閉館する。しかし、好奇心旺盛な現代美術愛好家を魅了するこの美術館の作品はどうなるのだろうか?
イル・ド・フランス地方に新しい会場が誕生する! ポンピドゥー・フランシリアン・センター- ファブリク・ドゥ・アート/ 国立ピカソ・パリ美術館は、エソンヌ県マシー市(91)に2026年夏までにオープンする予定だ。30,000m2の広さを持つこの新しい文化スポットの建築は、PCA-STREAMの設計によるもので、ポンピドゥー・センターと同じものを目指している。「一般公開される展示スペースには木製の通路があり、そこからポンピドゥー・センターからボーブール地区を眺めるように、公園を眺めることができる。2階には、キャノピーを見下ろすベルヴェデーレがあり、公開イベントが開催される。ファサードの木製階段は、ポンピドゥーを象徴する「芋虫」を思わせる。建物のプロポーションが、歴史的建造物との微妙な関連付けに貢献しています。特に、建物が2つに分かれて湖に映るときがそうです」と建築事務所は説明する。
この巨大な新スペースは、ポンピドゥー・センターと パリ国立ピカソ美術館という2つの文化施設の工房と収蔵庫を併設する。表面積3,300m²は、カフェやブックショップを含む文化・展示スペースとして、一般市民の来訪を歓迎する。 ブランシェット公園に建設されるこの建物は、マッシーの新しい生活の場となるはずだ!