2024年トロピカル・パリ・カーニバル、日程とプログラム

2024年10月6日、パリのトロピカル・カーニバルが首都に帰ってくる。このカラフルなパレードは、音楽、ダンス、世界各国の文化を代表する伝統的な衣装で、オリンピックの終わりにシャンゼリゼ大通りを占拠する。

例年7月にパリで開催されるトロピカル・カーニバルは、オリンピックの開催を考慮し、23回目の開催を夏以降に延期した。日程は2024年10月6日に決まり、このお祭りイベントが世界で最も美しい大通りを占拠する。

例年通り、数百人のダンサーと約30のカーニバル・グループがシャンゼリゼ大通りをパレードする。これを記念して、パリとイル・ド・フランス地方から数多くの団体が伝統的な衣装と踊りを披露し、世界各地の文化を誇らしげに表現する。

トロピカル・カーニバルは、フランスの伝統的な一大文化イベントのひとつである。6月1日と2日にパリとフランス海外領土で開催された「ニュイ・ブランシュ・アウトレ・メール」（海外オールナイト）で始まった、オリンピック・イヤーにおけるフランス海外領土での一連の文化イベントの締めくくりとなる。

ニュイ・ブランシュの後、オリンピック聖火は6月にフランス領ギアナ、レユニオン島、ポリネシア、グアドループ、マルティニークを巡り、その後パリに戻った。7月15日、炎は17区のジェネラル・カトルー広場に立ち寄り、ソリチュード庭園とフェルス・ブリゼ像の前で記念式典が行われる。

フランス海外領土におけるこのオリンピック期間の締めくくりとして、2024年10月6日（日）が、パリで開催されるトロピカル・カーニバルの壮大さを祝うために選ばれた。今年のテーマ「オリンピズムで結ばれた熱帯」は、パリ、イル・ド・フランス地方、ペルー、コロンビア、ボリビア、ドミニカ共和国から参加する20の劇団を鼓舞するに違いない。

トロピカル・カーニバルは、間違いなく首都パリ最大のカーニバルである。毎年、20万人近い観客が集まり、地球上で最も活気のあるカーニバルのひとつとなっている。20年以上前に始まったこのカーニバルは、もともとはフランス本土の西インド諸島の人々によって組織されたものだが、現在では中国、ブラジル、イギリス、オランダ、コロンビアなど、さまざまな国の人々が参加している。