首都をパトロールする非常に印象的な騎馬警官を見たことがあるはずだが、彼らの物語を知っているだろうか?7月14日のパレードでは、国家憲兵隊の一部であるこの共和国衛兵隊がシャンゼリゼ通りを駆け抜け、国の誇りとなる。共和国大統領、国立宮殿、公式行事、栄誉ある儀式の警備を担当するこの軍隊は、何世紀にもわたって存在してきた。
1254年に創設されたこの 警備部隊の目的は、財産と国民、特にフランス国王を保護することであった。パリの衛兵隊と改称されたのは1750年のことである。しかし、フランス革命の際、衛兵隊は国民議会側についたため、解散に追い込まれた。その後、首都の治安を確保するために国家憲兵隊が引き継いだ。この非常に変わりやすい国家憲兵隊は様々な名称で呼ばれたが、1848年にルイ=ナポレオン・ボナパルトが共和国衛兵隊を創設した。
歩兵連隊と騎兵連隊からなるこの連隊は、最後の精鋭騎兵連隊であった。その理由は第一次世界大戦にある!衛兵連隊は、装備の機械化を免れて、戦時中も街の警備にあたった。その結果、制服と旗にはレジオン・ドヌール勲章の騎士十字章が付けられた。現在も、パリ市立公園や スタッド・ド・フランスなどの警備に当たっている。
本部、吹奏楽団、騎兵第一分隊はバスティーユの セレスタン広場に置かれている。第2中隊と第3中隊はヴァンセンヌの カルノ 地区にある。