設立から15年を経て、 ジャコメッティ財団がパリにアルベルト・ジャコメッティの作品を紹介する展示スペースをオープンした。パリを拠点とするこの財団は、300点以上の彫刻、90点の絵画、数千点の紙作品、そして未亡人のアネット・ジャコメッティが保管するアーカイブや写真の素晴らしいコレクションを一堂に集め、修復した。
ジャコメッティ美術館は、ジャコメッティのアトリエを復元したもので、ジャコメッティ美術館から数本入ったイポリット・マインドロン通り46番地(14区)にある。
なぜモンパルナスなのか?スイス人画家は、アントワーヌ・ブールデルのアトリエを目当てにパリを訪れ、パリに惚れ込んだ。22歳の時、アフリカ美術とギリシャ彫像に出会い、石膏彫刻を作り始めた。彼のアイデンティティは明らかだった。
ジャコメッティ財団は、彼が25歳から亡くなるまで暮らしたイポリット・マインドロン通り46番地(14区)から数本入ったところにある350m²のアール・デコ調の建物を取得し、 パスカル・グラッソに歴史的な装飾を保存しながら改装するよう依頼した。
パスカル・グラッソのソリューション?「白いパーティション、ピクチャーレール、台座、照明器具は、歴史的な装飾から浮き上がって見える。吊り下げられた照明器具の形は、それらを収納する歴史的な天井の幾何学的な形から着想を得ており、この場所の歴史的な階層を継承する新しい現代的なシャンデリアを作り出しています」。
ジャコメッティ財団のコレクションに加え、ジャコメッティ・インスティトゥートでは、ジャコメッティの作品の特定の側面や、同時代の芸術家たちとの関係に焦点を当てた意欲的な企画展を開催している。
所在地
ジャコメッティ・インスティテュート
5 Rue Victor Schoelcher
75014 Paris 14
料金表
-12 ans, chômeurs : 無料
tarif réduit : €5
tarif normal : €8
公式サイト
www.fondation-giacometti.fr
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火曜日を除く毎日予約制