お金とアートが出会うとき...その結果、パリ・モネで2023年3月30日から9月24日まで開催される新しい展覧会「L'Argent dans l'Art」が誕生しました。ケ・コンティ美術館の歴史的なサロンと現代的なギャラリーで開催されるこの回顧展は、芸術における金銭の表現の歴史と芸術家と金銭との複雑な関係の核心に、芸術愛好家をいざないます。
古代から現代まで、アートとお金の複雑な関係をテーマに、古代エジプトから現代アートまで、全部で20世紀にわたる美術史を網羅しました。ダナエ神話や聖書の金の子牛のように、「芸術家の想像力を養い、特に古代の神話や美術に存在する金の金属」を使った決済システム。宗教画、印象派、近代絵画、20世紀...。多くの作品が、経済様式の変遷やお金との関係を物語っています。
20世紀には、貨幣の表現がより「政治的」な方向へ、少なくとも社会的な使用やそのメカニズムについての考察へと向かっていきます。「この展覧会は、パリ・モネー美術館の文化プログラムを見事に表現しています。お金と通貨は、単なる経済的な交換手段ではありません。お金や通貨は単なる経済的な交換手段ではなく、意味を持ち、社会空間の一部なのです」と、ラ・モネ・ド・パリの社長兼CEO、マーク・シュワルツは説明します。私たちがモネのサロンで見せたいのは、アーティストがお金というテーマをどのように扱い、社会でどのように表現するかということなのです」。
ルーヴル美術館、オルセー美術館、ポンピドゥーセンターをはじめ、各地の美術館、ギャラリー、個人コレクションから借り受けた、さまざまな種類、時代、背景を持つ200点の作品が、来場者に紹介されています。また、展覧会では映画も上映されますが、パリ国立近代美術館の中庭で行われる屋外上映会でも上映されます。美術におけるお金の歴史を知るためのお出かけにいかがでしょうか。寄ってみようか?
開催日および開催時間
から 2023年3月30日 へ 2023年9月24日
所在地
モネ・ド・パリ
11, quai Conti
75006 Paris 6
料金表
Plein tarif : €12
公式サイト
www.monnaiedeparis.fr
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火曜から日曜、11時から18時まで営業。水曜日は午後9時まで深夜営業。