今まで見たことのない大工の技...パリ日本文化会館(MCJP)は、あまり知られていない日本の伝統の一面、木造建築の伝統に根ざした古くからの日本の大工技術を発見するために、好奇心旺盛な人々を招待している。2023年10月18日に開幕し、2024年2月10日まで会期が延長されたこの展覧会は、初心者から熱狂的な愛好家まで、すべての人にとって必見となることをお約束します。
竹中大工道具館との緊密な協力のもと企画された「日本の大工の技-伝統木造建築の中心に」は、3つの重要な側面を探求することを目的としている。まず、寺社建築を専門とする大工の仕事。また、簡素さと自然素材を重視する数寄屋造りの典型である茶室建築にもスポットを当てている。釘やネジを使わずに木片を組み立てる魅力的な「木組み」の技法も忘れてはならない。
技術的な側面だけでなく、この展覧会では、何千年もの間、建築資材の貴重な供給源であった森林と日本との密接なつながりをたどることができる。来場者は、伝統的な道具、建築設計図、レプリカから版画まで、幅広い品々を鑑賞することができる。神道の儀式や、象徴的な茶室である紗庵の再建に見られるように、精神的な側面も垣間見ることができる。建築全体は素朴な外観だが、驚くほど複雑で、日本の大工の創意工夫を際立たせている。
必見だ!皆さん、パリ日本文化会館のチケットを予約しましょう。
開催日および開催時間
から 2023年10月18日 へ 2024年2月10日
所在地
日本文化の家
101B Quai Branly
75015 Paris 15
公式サイト
www.mcjp.fr
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営業時間:火曜~土曜、11時~19時。