パリ15区、有名なエッフェル塔のすぐそばに位置する 日本文化会館は、日出ずる国の中心に浸れるよう企画された一連の企画展で、一年を通して私たちを楽しませてくれる。私たちは、これらの展示や、クリエイティブなワークショップ、コンサート、ショー、上映会を通して、日本の歴史や文化を発見することができます。
日本大工芸術展」が2024年2月10日まで延長される一方で、日本文化会館は、文化センターのロビーで無料でご覧いただける2つの新しい展覧会を 発表します。
まず、2月13日から2024年3月9日まで、福島の足 跡をたどることができる。2011年3月、日本は津波と恐ろしい原発事故に見舞われた。 セシル・アサヌマ=ブリスによるこの写真展は、私たちを過去へといざない、福島周辺の恐ろしい地域で、人々が永遠に姿を消す前に暮らしていた場所の足跡をたどる。CNRS(フランス国立科学研究センター)の研究員であり、CNRSの国際的なポストフクシマ研究プログラムの共同ディレクターである セシル・アサヌマ・ブリスが撮影した写真のおかげで、私たちは、何万人もの住民が住んでいた村が避難した後、静寂に包まれ、人の動きがまったくない通りを発見する。野生動物については、徐々に回復しつつある。
福島の足跡」展の写真は、2月13日から2024年3月9日まで、パリの日本文化会館のホール(1階)で見ることができる。入場は無料。
この冬、日本文化会館で行われるもうひとつの無料インスタレーションは?武者絵 」展。2024年3月12日から30日まで開催されるこの展覧会は、有名なイラストレーターであり、漫画やビデオゲームのアニメーターでもある横田守のプロジェクトに私たちを誘う。アニメ『NARUTO-ナルト-』や『 デスノート』、『ONE PIECE』の作画監督も務めた横田は、2012年から「武者」をテーマにしたチャリティー展を開催している。
数回の開催と健康危機による中断を経て、このイベントは2024年3月12日から30日までパリ、より正確には日本文化会館で開催される。プロジェクト再始動のために展示される作品のセレクションという形で提供されるこのインスタレーションは、「武者」というテーマを独自の方法で表現する、何人かの日本の才能の作品を紹介する。
このイベントをさらに特別なものにするため、パリの日本文化会館は、3月16日に横田守氏が来日し、特別なミーティングとライブドローイングを行うことを発表した。
パリの「武者絵」展は、3月12日から30日までパリ日本文化会館で開催される。無料で入場できるインスタレーションは、同館のロビーで開催される。
開催日および開催時間
から 2024年2月13日 へ 2024年3月30日
所在地
日本文化の家
101B Quai Branly
75015 Paris 15
料金表
無料
公式サイト
www.mcjp.fr