砂漠といえば、多くの人が広大で生気のない土地、太陽が照りつける砂の丘、旅人に夢を抱かせる失われたオアシス......などを想像するだろう。しかし、砂漠には見た目以上のものがある。パリの国立自然史博物館が、地球上のさまざまな砂漠を発見する旅に私たちを連れ出してくれる。
2025年4月2日から11月30日までGrande galerie de l'Evolutionで開催される大規模な展覧会では、科学博物館が地球上で最も過酷で非日常的な場所を巡る前代未聞の旅へと私たちを誘う。有名なサハラ砂漠からアタカマ砂漠、ソノラ砂漠、ゴビ砂漠まで、先入観を打ち砕く驚きの旅に出かけよう。
砂漠はすべての大陸に存在し、それぞれに特有の特徴がある。この展覧会では、約200種類の標本やオブジェが、マルチメディア・ディスプレイや大規模なプロジェクションとともに展示され、私たちを知られざる土地への旅へと誘う。
砂、石、雪、塩の砂漠...。このような極限の土地では、生命は乏しい...。しかし、そこにいるのは同じなのだ!この展覧会では、動物や 植物がこのような特殊な環境でどのように進化し、適応し、組織化していくかを紹介している。私たちは、魅力的であると同時に驚くべきユニークな生物多様性を発見する。
ミュージアムでは、このような極端な気候の中で生き残るために人間が用いたさまざまな技術を探るとともに、人間の活動がこのような小さくて壊れやすい世界に与える影響を評価している。
2025年春から国立自然史博物館で開催される興味深い展覧会。
開催日および開催時間
から 2025年4月2日 へ 2025年11月30日
所在地
国立自然史博物館
36, rue Geoffroy Saint Hilaire
75005 Paris 5
公式サイト
www.mnhn.fr