セス:多くのアーバンアートファンが愛するフランスのストリートアーティストの一人を表す4文字。この画家は、地球の四隅で不滅の存在となっている顔のない子供たちを描いた崇高な絵で、フランスのみならず世界的に知られるようになった。詩的で献身的なセスの作品は、現在、パリ、グルノーブル、ル・マンだけでなく、ドンバス、上海、香港、ハイチでも見ることができる。
ビルのファサードや壁に描かれたフレスコ画は目を引くが、彼の作品のいくつかはギャラリーや珍しい場所でも展示されている。アーバンアートフェアの第8回では、セスは ギャラリー・ラファイエット・シャンゼリゼで、驚くべき詩的なインスタレーションを披露した。
その数カ月前、自らを「地球儀の画家」と表現したがるこの画家は、ルーヴル広場に彫刻を建て、カルーセル・デュ・ルーヴルで一連の巨大な写真を発表した。
それ以前には、セス(本名ジュリアン・マランド)がアンハーブ美術館で作品を発表している。また、2022年にはFluctuartで、2020年にはItinerranceギャラリーで作品を発表した。まさにパリ13区にあるこのギャラリーで、セスはこの秋から冬にかけて再び作品を発表する予定だ。
イティネランス・ギャラリーは、アーティストの新しい個展を開催している。エスケープ・ゲーム」と 題されたこの無料インスタレーションは、11月29日から展示されている。アクリル絵の具とスプレーで描かれた彫刻2点とペインティング20点が展示されている。いつものように、彼の作品は詩的だ。セスは自身のソーシャル・ネットワークで、「不確実性と対立が際立つ世界において、"Escape Games "は詩的な逃避行であり、想像力と回復力が現代の衝撃から逃れることを可能にする空間である」と説明している。
雲の中に逃げ込む子供たちや、有名な「渦」と呼ばれる色の渦の中に逃げ込む人々を発見する。セスの作品は私たちを夢へと誘い、繊細で美しい逃避行を提供してくれる。
ストリート・アートのファンで、セスの作品についてもっと知りたい方、あるいはすでにファンの方は、2024年11月29日から2025年2月28日まで、イティネランス・ギャラリーで セスの無料個展「Escape Games」をご覧ください。
開催日および開催時間
から 2024年11月29日 へ 2025年2月28日
所在地
イティネランス・ギャラリー
24 Boulevard du Général d'Armée Jean Simon
75013 Paris 13
料金表
無料
公式サイト
itinerrance.fr