2025年春の完全リニューアルオープンに先駆け、グラン・パレでは日本の現代美術家、 塩田千春を称えるビジュアルで詩的な展覧会が3月19日まで開催される。2025年末、グラン・パレは再び現代アートの主役となる。プチ・パレに面したこの荘厳な建物には、フランス現代美術界の2大巨匠、クレール・タブーレとエヴァ・ジョスパンが招かれる。
正確には 2025年12月9日から2026年3月15日までの3ヶ月間以上、この2人の偉大なアーティストの作品がグラン・パレのギャラリーで展示される。
フランスのヴォークリューズ地方出身のクレール・タブーレは、2006年にフランス国立高等美術学校を卒業した。数年前からアメリカを拠点に活動するこの画家は、すでに世界中で作品を発表している。ローマのヴィラ・メディチ、ロサンゼルスのLACMA、パリのアニエス・ベー・コレクション、ベネチアとパリのピノー・コレクションなど、大手ギャラリーのオーナーやコレクターが彼女の作品を競っている。
最近、クレール・タブーレはエリゼ宮とパリ大司教区に選ばれ、パリのノートルダム大聖堂の現代的なステンドグラスを制作した。
エヴァ・ジョスパンもまた、世界各地で展覧会を開催している。2002年にパリの国立高等美術学校を卒業し、2016年から2017年にかけてローマのアカデミー・ド・フランス - ヴィラ・メディシスのレジデントを務めたビジュアル・アーティストは、最近、パリのヴェルサイユ宮殿オランジェリーやガレリア・コンティニュアで作品を展示した。
フランスのリオネル・ジョスパン元首相の娘であるこのアーティストは、その堂々とした段ボール作品やインスタレーションで現代美術愛好家を魅了している。また、地下鉄14号線クレムリン・ビセートル駅のファサードには、段ボールとコンクリートで作られた巨大な浮き彫りがある。
12月18日、 エヴァ・ジョスパンは、彫刻家ジャン・カルドーが務めていたアカデミー・デ・ボザール彫刻部門の第1委員長に選出された。
2025年末、クレール・タブーレとエヴァ・ジョスパンは、グラン・パレで開催される見逃すことのできない展覧会で、彼らの印象的な作品を一堂に展示する。
開催日および開催時間
から 2025年12月9日 へ 2026年3月15日
所在地
グラン・パレ
3 Avenue du Général Eisenhower
75008 Paris 8
アクセス
シャンゼリゼ・クレマンソー通り
公式サイト
www.grandpalais.fr