Rose Valland - Sauver un peu de la beauté du monde』(ローズ・ヴァラン - 世界の美を少しも損なわずに)が、好評につき、パリ10区のThéâtre La Boussoleで4月27日まで延長上演される。この現代劇は、ローズ・ヴァランの驚くべき物語にオマージュを捧げている。
1940年、美術に情熱を燃やすフランス人女性ローズ・ヴァランは、国立美術館に配属され、国立コレクションの保護にあたった。 ジュ・ド・ポーム美術館の学芸アタッシェとして、彼女は国立美術館館長ジャック・ジョジャールに非公式にERAの行動を報告した。ナチ党の文化組織(EER)は、個人コレクターから盗んだ美術品を保管していた。
ジュ・ド・ポーム美術館は、ナチスによるユダヤ人所有の美術品略奪の寄託美術館として利用された。この間、ローズ・ヴァランは、ブラケ、マティス、ピカソなど、盗まれた作品の名前とその持ち主をすべて正確に記録していた。彼女は、ヘルマン・ゲーリングや アルフェルト・ローゼンベルグがプライベート・コレクションを増やしたいと企画した個人展に出席するようになった。
ローズ・ヴァランは4年以上もの間、単独で命がけでフランスのレジスタンスに重要な情報を提供した。戦後、彼女は1945年から1954年の間に60,000点以上の美術品の引き揚げに貢献した。
このドラマティック・コメディの作者であり演出家でもあるモード・レスールが、ローズ・ヴァランの物語にオマージュを捧げる。アレクサンドラ・サラモーナが ローズ・ヴァランを 演じる。
Rose Valland - Sauver un peu de la beauté du monde 』は 4月27 日までThéâtre La Boussoleで上演される。
開催日および開催時間
から 2024年4月4日 へ 2024年4月27日
所在地
ラ・ブソール劇場
29 Rue de Dunkerque
75010 Paris 10
料金表
À partir de : €10.95
公式サイト
www.vostickets.fr