2024年のパリオリンピック・パラリンピック開催に向けて、首都は徐々に準備を進めている。その中には、イル・ド・フランス地方の道路、特にパリ環状線の交通管理も含まれる。パリ環状線は大会期間中、一車線が大会参加者専用となる。この車線は、2023年3月以降、オリンピックのスピードカメラが設置され、カープール、バス、タクシー専用となる。
この措置はパリ地域のドライバーには特に好評ではなく、車線が1つ減ることで環状道路の渋滞が増えると予想されている。スピードカメラは今年も2024年の年明けも点滅はしないが、目に見えるので、それに気づかない人の速度を落とすには十分だろう。ル・パリジャン紙によると、現在から3月末までの間に、 インテリジェント・コントロール・ユニットを搭載した新しいスピードカメラが5台設置される予定だという。
これらは、ナンバープレートを読み取るだけでなく、各車両に乗車している人数をカウントすることができる。設置場所は、北部のポルト・ド・セーヴルからポルト・ド・ベルシーまで約7kmごとに設置され、ポルト・ド・モントルイユとポルト・ド・サントゥアンにも設置される。これらのレーダーはスピードチェックには使われないが、オリンピックレーンを許可なく左側車線で使用した場合、135ユーロの罰金が科せられる。
なお、本格的なテストは今秋のラグビーワールドカップ期間中(2023年9月8日から10月28日まで)に実施される。
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