パリとイル・ド・フランス地方に滞在予定のパリの公共交通利用者にとって、万聖節休暇は厳しいものになりそうだ。地下鉄、RER、トラムで多くの混乱が予想される。地下鉄では、RATPは 5番線、6番線、14番線で部分的または全面的な交通障害と駅閉鎖を発表している。
路面電車では、T3b線とT1線で困難が予想されている。アスニエール駅とノワジー・ル・セック駅を結ぶこの有名な路面電車では、10月21日から2023年11月3日まで、RATPは 「線路の更新」のため、「Hôpital Delafontaine 」駅と「La Courneuve - 8 mai 1945」 駅の間で電車が運行されないことを警告している。
その結果、「Cosmonautes」駅、 「La Courneuve - Six Routes」 駅、「Hôtel de Ville de La Courneuve」駅、 「Stade Géo André」駅、「Danton」 駅が利用できなくなり、閉鎖される。工事期間中、T1の交通が一部遮断されるため、アスニエールから到着する場合は「Hôpital Delafontaine」 駅が臨時の終着駅となる。逆に、ノワジー・ル・セック駅からは「La Courneuve - 8 mai 1945」 駅が臨時終着駅となる。
この一部閉鎖による困難に対処するため、RATPは10月21日から11月3日まで代替バスを導入すると発表した。パリ市交通局(Régie Autonome des Transports Parisiens)によると、このバスはトラムと同じ時間帯に運行される。