T2路面電車の利用者に悪いニュースだ。2023年11月14日火曜日、ポルト・ド・ヴェルサイユとベゾン橋を結ぶ有名な路線のムードン=シュル=セーヌ駅の階段が、見事な地盤沈下により崩壊した。RATPは プレスリリースで、「RATPの敷地外で地盤沈下が発生し、ムードン=シュル=セーヌ駅のT2線路付近で旧SNCFの駅に設置されていた階段が崩壊した」と発表した。
⚠️ T2のムードン・シュル・セーヌ駅は土砂崩れのため一時閉鎖されており、交通は停止しています。
➡️ 市、@GPSO_SeineOuest、@RATPgroupの捜査員が現地で駅の安全を確保し、できるだけ早く再開できるよう対応しています。pic.twitter.com/HDP5piTgvN- Ville de Meudon (@VilledeMeudon)2023年11月14日
その結果、「安全上の理由から」、パリ市交通局は T2トラム路線の一部で交通を停止することを決定した。具体的には、サンクルー公園駅と レ・ムリノー駅の間が 通行止めになる。セーヴル美術館駅、ブリンボリオン駅、ムードン・シュル・セーヌ駅も当面運休となる。T2線は現在、ポン・ド・ベゾンとサン・クラウド公園を結ぶ区間と、レ・ムリノーとポルト・ド・ヴェルサイユを結ぶ区間の2区間で運行されている。
RATPは2週間にわたる不透明な状況を経て、ようやく12月16日に工事の終了と通常運行の再開を発表した。再開が延期されなければ、T2線は1ヶ月強の間、2つに切断されたことになる。
乗客の移動を支援するため、RATPはこの交通中断期間中、 「適合輸送計画」を実施している。乗客は、サンクルー公園とレ・ムリノー間の移動に 代替バスを利用することができる。
公式サイト
www.ratp.fr