セルジュ・ル・ラパンは、地下鉄のドア付近や一部のエスカレーターで見かけることができ、RATPの予防マスコットとなっている。地下鉄のウサギ」は今年、 48歳の誕生日を迎えた!RATPの公式ショップで販売されている服にも描かれているこのマスコットの歴史を振り返ってみましょう。
多くの人は知らないが、「メトロ・ラビット」は1977年2月15日、当時ECOMのクリエイティブ・ディレクターだった アンヌ・ル・ラガデックによって創作された。儚さ」と「優しさ」の象徴であるウサギは、アンヌ・ル・ラガデックによれば「無造作に走り回る」動物でもある。そのため、この小さな耳の長い哺乳類は、 「特に若い人たちが、地下鉄のドアで指を挟む危険性についての予防メッセージを表現する」ために選ばれたのだとRATPは説明する。
当初、小さなウサギのステッカーは全線に配備されたわけではなかった。 メトロ・ラビット」が最初に登場したのは1番線だった。
有名になったセルジュ・モーリーが 「地下鉄のウサギ」の最初の進化形を考案したのは、それから10年以上経った1986年のことだった。赤いオーバーオールはなくなり、代わりに「明るい」黄色の服がウサギの頭からつま先までを覆った。しかし、メッセージは変わらない!ドアに手をかけてはいけません:本当に強く挟まれる危険があります」。
この間、"地下鉄のウサギ"は次第にムッシュ・モーリーというファーストネームを名乗り、通勤客の目には欠かせない"セルジュ・ル・ラパン"となった。
2014年5月の新展開。ウサギが登場する環境を現代的にしたいというRATPの要請を受け、4uatreエージェンシーは、よりスタイリッシュな衣装を身にまとった、より現代的なウサギを制作した。より現代的になったセルジュ・ル・ラパンは、ブルージーンズに黄色のTシャツ、トレーナーという出で立ちで、2014年に地下鉄とRERの24,000のドアに順次設置された。目的は今も同じで、「ドアを開けるときの正しい反射を乗客に知ってもらうこと」と公共交通機関は説明している。
ついに2017年2月15日、新しいウサギのサージのステッカーが地下鉄に登場した!端に足を近づけないでください、怪我をする恐れがあります」。この事故防止ステッカーは、RATPネットワークで最も「事故の多い」115のエスカレーターに貼られた。
公式サイト
www.ratp.fr