カンヌ国際映画祭の 全受賞 作品が発表される数時間前、本日最後の 副賞が 授与された。この賞は、公式コンペティション部門に出品された作品の中から、その芸術性とヒューマニズム、世俗主義、普遍主義という価値観が評価された作品に贈られるもので、今年で6年連続の受賞となる。
フランス人監督ヴァレリー・ドンゼッリが審査委員長を務める今年の審査員団には、フランス人女優アガーテ・ボニッツァー、RFIジャーナリスト兼文化部長イザベル・シュニュ、ドイツ人監督クラウス・ドレクセル、ベルギー人監督・作家フレデリック・ソイシェール らが名を連ねた。
審査員は満場一致で、英国人監督アンドレア・アーノルドの『Bird』に 2024年市民賞(Prix de la Citoyenneté 2024)を授与した。 Bird』は、 監督と俳優の優しさに支えられた映画 である。
モロッコ出身の映画監督ナビル・アユシュが会長を務める "Clap Citizen Cannes"によって創設された昨年の市民賞は、カウター・ベン・ハニア監督の『Les Filles d'Olfa』が受賞し、ワン・ビン監督の『Jeunesse』が特別賞を受賞した。
カンヌ国際映画祭2024:第77回カンヌ国際映画祭の最新情報
第77回カンヌ国際映画祭が2024年5月14日から25日までクロワゼットで開催されます。最新情報はこちらをご覧ください! [続きを読む]