パリの歴史を語る上で欠かすことのできない偉大な人気祭りだ。カーニバルは2024年2月11日に復活し、老若男女を楽しませてくれます。古代世界をテーマにした今年のカーニバルの衣装の準備をしながら、その起源が約1000年前にさかのぼるこの人気のお祭りの物語をご紹介しましょう...。
2024年パリのカーニバル:パーティーのルート!
パリのカーニバルは今年で25回目を迎えます。2024年2月11日(日)、首都パリで行われるこの見逃せないイベントにぜひご参加ください。 [続きを読む]
11世紀、聖職者たちは12月26日から28日にかけて、Fête des Fous(またはFête des Innocents)を開催しました。サトゥルナーリアの淫らな祭りをアレンジしたこの大仮装祭は、礼儀を気にすることなく、奇妙でグロテスクな遊びを楽しむ機会だった。ヴィクトル・ユーゴーの同名の作品にも登場する。この祭りは次第に廃れていき、16世紀半ばには姿を消した。
カーニバルがその代わりとなった。この庶民的なお祭りは、四旬節と結びついていたため、教会やキリスト教と深いつながりがあった。15世紀、カーニバルの最も重要な担い手は職人たちだった。肥えた牛の行列は、この祭りに関連している。カーニバルは、仮装して練り歩く芸人たちや、パリ警察の祭りでもあった。
市長や政治・宗教体制によっては、カーニバルは混乱を招くため、禁止されることもある。第一次世界大戦が勃発すると、祭りはあっさり中止された。カーニバルが復活したのは1990年代初頭のことである。
1998年、草の根運動によって、紙吹雪、音楽、行列、仮装など、現在のようなカーニバルが復活した。
歌、小説、演劇、映画、絵画......。カーニバルは重要なイベントであり、何世紀にもわたってフランスの偉大な芸術家たちの記憶や作品にその足跡を残してきた民衆の祭典である。
パリ2024の女性カーニバル、ランドリー女性フェスティバル:ルート
2024年3月3日(日)に開催されるカーナバル・デ・フェム(別名ブランシューズの祭典)。今年も女性が女王になる。そして例年通り、男性も女装して参加しなければならない! [続きを読む]