パリでは、ヴィーガニズムの否定派にもかかわらず、その前途は明るい。サラダやハンバーガーからヴィーガンピザまで、動物性食材を一切使わない料理に舌鼓を打つことができるようになった。ヴィーガンのストリートフードスポット 、ジミーズ・ストリート・フードがオープンしたことで、ヴィーガニズムはピガールにも定着しつつある。
ジミーズ・ストリート・フード』の創業者であるジュリアン・ランシャとルドヴィック・ソーヴァジョは、首都の他のヴィーガン店とは一線を画すため、スパイシーな穀物パテを使った伝統的なハンバーガーや、味気ないキヌアサラダは提供しないことにした。ここでは、本物の植物ベースのストリートフードが 楽しめる。
もちろん、シェフは 調理の秘密を明かさないように注意しているが、前菜からデザートまで、すべてが自家製 であることは確かだ!もうひとつの良い点は、どの料理も、ビーガン料理にありがちな、歯にくっついて水を飲まないと飲み込めないような、キリスト教的な窒息感を与えないことだ。
ジミーズ・ストリート・フードでは、自家製ソース(バーベキュー、ケチャップ、キューピー、軽くスパイスを効かせたマヨネーズなど)につけて食べる クリスピー・テンダーが味わえる。
また、ご近所ではすでに根強い人気のシーザーサラダ(9ユーロ)、最高の心地よさを味わえるマカロニチーズ(9ユーロ)、ヴィーガンレストランにありがちなコールスローとは一味違う、ひよこ豆の ローストマリネ(2ユーロ)もある。今話題のサンドイッチに添える理想的なサイドディッシュ:チーズ風味のサブサンドイッチ(9ユーロ)は、とても、とても美味しく、率直に言ってボリューム満点だ!
食わず嫌いの人も虜にする素晴らしい発見だ。