2024年9月21日(土)と22日(日)に開催される文化遺産の日に、パリの多くの権力者の場所と同様、 司法省が一般公開される。 ヴァンドーム広場に向かい、法務大臣と 封印の番人の仕事場を見学しよう。オテル・ドゥ・ブルヴァレ(法務省の建物)は観光客にはほとんど見えない。
しかし、250年もの間、ここで理事長や後の封印の番人が暮らし、働いてきたのである。建物には秘密がいっぱいだ。目を凝らすと、至る所に正義のシンボルが隠されていることに気づくだろう。それは、行いの重さを量る秤、決断の武器である剣、強さと勝利の受動的武器である盾、腕の延長であり権力と権威の印である杖、支配の道具である手、そして思慮深さを象徴する蛇である。
ここでは、私邸の様々な部屋や王立図書館、 封印の番人や法務大臣の 執務室など、時代を遡ることができる!大階段には、ラファエロをモデルにしたゴブラン織りのタペストリーが飾られている。
歴史的建造物に指定され、300年以上にわたって法務省が置かれてきたオテル・ドゥ・ブルヴァレが、毎年のように一般公開される。第41回目となる今回は、2023年から2024年にかけて修復が行われた2つの部屋(1階の角部屋と1階の旧大臣の書斎)を含む、建物の1階にある国賓室や執務室を見学するツアーが行われ、角部屋ではドキュメンタリー映画も連続上映される。
2階のペイロンネ・ギャラリーでは、「Sceaux, l'empreinte de l'État」(Sceaux, the imprint of the state)と題された展覧会が開催される。この展覧会は、法務省記録文書遺産局の動産遺産ミッションによって企画されたもので、特に封印の儀式に関する品々や表現を通して、封印の習慣とその歴史を知ることができる。
また、様々な職業や法律・司法実務の様々な側面に対する認識を高めるため、2日間にわたって専門家が来場者に職業やキャリアパス、その職業に就くために必要な訓練について説明する。
オテル・ドゥ・ブルヴァレは2024年9月21日(土)、22日(日)の両日、午前9時から午後6時まで無休で開館し、午後5時30分に最後の見学者が到着する。 見学は同伴者なしで行われ、見学補助員が付き、法務省の職員が常駐して情報を提供する。
開催日および開催時間
から 2024年9月21日 へ 2024年9月22日
所在地
法務省 - オテル・ドゥ・ブルヴァレ
13 Place Vendôme
75001 Paris 1
アクセス
地下鉄8、12、14号線「マドレーヌ」駅
料金表
無料