2024年9月21日と22日の週末に、首都とイル・ド・フランス地方各県を散策し、滅多に開館していない素晴らしい美術館や 教会、施設、あるいは意外な穴場スポットを、ガイドツアーや無料イベントを通じて発見する「ジュルネ・デュ・パトリモワン(遺産の日)」を 開催します。今回は、美しい川や田園風景が広がるエソンヌ県を訪れ、特にミリー・ラ・フォレにある珍スポットもご紹介します!
森の中にひっそりとたたずむキュクロプスは、1960年代にジャン・ティンゲリーとニッキ・ド・サンファルがデザインした記念碑的な彫刻である。ギリシャ神話へのオマージュであるこの魅力的な作品は、高さ22メートルを超え、陽気な顔をしたキュクロプスと片目の車輪が描かれている。金属とコンクリートで作られたこの作品には、数々の仕掛けと機械が動き、視覚と聴覚を魅了するスペクタクルがある。
当時カップルだった2人のアーティストが、キネティック・アート、彫刻、建築を融合させた作品の見事な証言だ。特に、ポンピドゥー・センターからの送風ダクトと、水を張った小さな水盤に落ちる巨大な舌トボガンがある。
欧州遺産デーを記念して、ル・サイクロップ協会は8歳から18歳までの若者を招待し、週末に開催されるガイドツアーで作品を無料で見学してもらう。
開催日および開催時間
から 2024年9月21日 へ 2024年9月22日
所在地
ル・サイクロップ
Le Bois des Pauvres
91490 Milly la Foret
料金表
無料