2024年5月7日から16日までパリで開催されるパンの祭典に伴い、この春、このフランスの特産品に特化したコンクールの数が増えている。セーヌ=エ=マルヌ県は、2月6日にベイリー・ロマンヴィリエで開催された第20回伝統的バゲット部門最優秀賞のトロフィーで、この祭りをスタートさせた。では、セーヌ=エ=マルヌ県で2024年最高の伝統的バゲットはどこにあるのだろうか?
セーヌ=エ=マルヌ県ブーランジェリー組合が明らかにしたように、モーからほど近いサン=ジャン=レ=ドゥ=ジュモーにあるパン屋、オー・ドゥ・エピスがトップに輝いた。このパン屋は、昨年優勝したシェルのブーランジュリー・デュ・パルクの後を引き継ぎ、「伝統的」部門で優勝した。オー・ドゥー・エピのベーカリーは、5月にパリのノートルダム寺院の前庭で開催される伝統的なパンの地方大会に参加する栄誉を得ることになる。
伝統」部門では、ボワシー・ル・シャテルのドリオット・ベーカリーが2位、ボンボンのオー・ボン・パンがそれに続いた。
審査員は、味、外観、香り、焼き上がり、クラムの質など、多くの基準に基づいて決定した。
もうひとつの部門、「普通のパン」(白いバゲット)部門でも、ブリー=コント=ロベールのパン屋「ア・ラ・タンタシオン」が全票を獲得した。僅差でChellesのL'épi d'orとSaint-Jean-les-Deux-JumeauxのAux Deux Episのベーカリーが続いた。
最後に、見習い部門では、ブリー=コンテ=ロベールのルポワールベーカリーの ノルハン・バスカンが、セーヌ=エ=マルヌ県の伝統的バゲット2024年最優秀賞を受賞した。