フランスの人気イギリス人女性、ジェーン・バーキンが亡くなった。遺体は7月16日(日)に発見された。彼女は2021年に脳卒中で倒れ、最近は体調不良のためいくつかのコンサートをキャンセルしていた。享年76歳。
1946年12月14日にロンドンで生まれた彼女は、人生の大半を過ごしたフランスで最もよく知られていた。セルジュ・ゲンスブールと結婚したふたりは、映画と音楽の両分野で高い知名度と実力を誇った。"Je t'aime...Moi non plus"は二人の代表曲である。映画であると同時に、その歌詞がスキャンダルを巻き起こした曲でもある。
50年以上のキャリアを通じて、ジェーン・バーキンは100本近くの映画に出演し、そのうち2本は監督として出演している。最後の出演は、娘のシャルロット・ゲンズブールが監督したドキュメンタリー映画『Jane par Charlotte』である。また、14枚のスタジオ・アルバムを発表している。ここ数年は世界各地でコンサートツアーを行っている。
彼女の独特のアクセント、美しい歌声、そしてカルト的な作品は、フランス中の人々の記憶に残ることだろう。