この春、2号線、5号線、11号線、14号線など、地下鉄の交通を乱す工事が相次いでいる。しかし、いくつかの路面電車も例外ではない。特にT5がそうだ。この春、マルシェ・ド・サン=ドニとガルジュ=サルセル間を走るこの有名な路面電車の交通が混乱している。RATPは 7日間連続でT5路線の一部運休を発表した。
具体的には、2024年4月15日(月)から21日(日)までの間、 レ・ショレット(Les Cholettes)駅とガルジュ・サルセル(Garges-Sarcelles)駅間の両方向で、 T5線の交通が中断される。この部分運休期間中、Les Flanades、Paul Valéry、Lochères、Garges-Sarcellesの各駅は運休となる。レ・ショレット駅が臨時の終着駅となる。
運休期間中、RATPは 代替バスの導入を発表した。パリ市交通局(Régie Autonome des Transports Parisiens)によると、このバスは 「トラムと同じ時間帯に運行し、閉鎖されたすべての駅に乗り入れる」。
この T5路線の一部閉鎖により、路面電車のガイドレールが更新され、軌道が安定するため、「より快適な旅が保証される」とRATPは言い、「T5路線は高温時にガイドレールが浮き上がりやすい」と指摘する。
同社はまた、この工事によって日中と夜間に「避けられない騒音公害」が発生することも指摘している。RATPは 「このような不都合を抑えるために全力を尽くす」とし、ご迷惑をおかけすることをあらかじめお詫びするとしている。