長年にわたり、9区の伝説的なランドマークとして親しまれてきたハードロック・カフェ・パリが、2024年11月18日(月)をもって閉店した。
1991年11月24日、モンマルトル大通り14番地にオープンしたハードロック・カフェ・パリは 、瞬く間に外国人観光客、特にアメリカ人、そしてロックやメタル音楽を愛する人々の集う場所となった。世界中にある他のハードロック・カフェと同様、パリのハードロック・カフェにも、音楽界、そしてロック界全般の大物が所有していた楽器や衣装など、記念品のコレクションが展示されていた。
ハードロックカフェ・パリでは、ラグビーやアメフトなどのスポーツイベント、スーパーボウル、コンサート、プレスデーなども定期的に開催されていた。そこでMotörheadのMikkey DeeとPhil Campbellに会ったことを覚えている。
そして、ハードロックカフェ・パリの グッズショップ。ニューヨーク、ロサンゼルス、東京のTシャツをすでに購入済みで、さらにTシャツのコレクションを増やしたい人には欠かせない立ち寄りスポットだ。
ハードロックカフェ・パリの決定的な閉店は、ひとつの時代の終わりを意味する。今年の初め、私たちはリヨンのハードロックカフェが破産管財人になったことを知った。
ハードロック・カフェ・パリは、1971年にアメリカで創業した有名なアメリカン・チェーン店のフランスにおける最後の店舗である。その結果、フランス国内にはハードロックカフェはなくなった。France Bleuによると、ハードロックカフェ・パリの従業員は9月11日に閉店を知った。経済的困難を理由に挙げている。France Bleuによると、このビジネスは3年間赤字だった。
11月18日、ハードロックカフェ・パリの迅速かつ決定的な閉店は、多くの人を驚かせた。特に、パリの店はこの件について何も伝えていなかったからだ。数時間前から、ソーシャルネットワーク上にメッセージが殺到している。多くの人が、33年間忠実に営業してきたこの伝説的なパリの店の過去の思い出を思い出している。