パリとその歴史、そしてイル・ド・フランス地方全般について多くを学びたいなら、4区にあるパリ市立図書館(Bibliothèque Historique de la Ville de Paris)を訪れよう!
1763年、パリ市はオテル・ダングレーム・ラモワニョンに 公共図書館を開設することを決定した。しかし、図書館はパリのさまざまな建物に移され、最終的にパリ市立図書館に移った。しかし、その直後の1871年、 コミューンの際にオテル・ド・ヴィルが全焼し、蔵書は焼失してしまったのである(こちらの記事)!
そこで、カルナヴァレ 美術館の設立と同時に、 パリの歴史に特化した新しい公共図書館がオテル・カルナヴァレに設立された。1893年には、図書館員ジュール・クーザンが個人的なコレクションを市に遺贈したこともあり、すでに10万点の蔵書があった。図書館の成長とともに、図書館はセヴィニエ通りの新しい私邸に移され、1968年に再びオテル・ダングレーム・ラモワニョンに移され、現在に至っている!
パリ市立図書館は、パリの歴史、政治、宗教、社会、文化に関する200万点以上の資料を所蔵している。版画、地図、書籍、写本、図面、新聞、写真、ポスターなどなど!愛するパリについてもっと知りたいと願うパリ愛好家にとっては夢のような場所だ!
ラファエル・メティヴェ