パリでは、ここ数年、いくつもの優れた店がオープンしたおかげで、クラフトビール愛好家は選択肢に事欠かない。しかし、型にはまらない一風変わったタップルームをお探しなら、首都2区にある 「ブリック・マシーン」の扉を押してみよう。
ブリック・マシーンでは、すでに知っていることをすべて忘れて、この超フレンドリーでオフビートなパリの新しい住所の2人の創設者、バティスト・デュフォッセと ジョセフ・ティメルマンスの狂気に身を任せよう。ブリック・マシーンで、2人は私たちを90年代にタイムスリップさせてくれる。ビバリーヒルズ」のブレンダとブランドンが話題となり、「ベイウォッチ」が話題となり、ファービーとキキのブームがあらゆる部屋を席巻していた時代へ。
店内に入った瞬間から、ピンク、ネオン、アーケードゲーム、ステッカーが目を引く。ピッツェリアのオープン・キッチンの前に設けられた大きな部屋「スイミング・プール」や、より親密なディスカッションができるバンケット・エリア、間もなく2階で貸切利用できるようになる素晴らしいスペースなど、この会場にはさまざまなスペースが用意されているのも嬉しいポイントだ。
しかし、人目を引く装飾やダイナミックなチームによる 温かいもてなしを超えて、 ブリック・マシーンは何よりもまずタップルームであり、むしろレストランとクラフト・ブラッスリーのハイブリッドである。店の奥にある醸造タンク、入り口にあるカウンター、そしてメニューに並ぶたくさんの クラフトビールを見れば、すぐにそのことに気づくだろう。
メニューは?柑橘系の香りがするダブルIPAの 「La Bagarre 」やトロピカルなニューイングランドIPAの 「Yankee Trouble」など、一年中(ほどほどに)楽しめる フォーエバー・ビール。反対側の 実験的ビールには、キャラメルとほのかなローストの香りを持つポーター 「Black Hops」や、苦味と甘味を併せ持つ驚きの「Mi-figue mi-câlin」などがある。この実験的ビールシリーズでは、15日ごとに新作を提供する予定だ。どんなビールがある?この夏のためのラズベリーとバジルのビール!どれにしようか迷ったら、ガロパンを選ぶことをお勧めします。また、この店の醸造責任者でとてもフレンドリーなシャルルにアドバイスを求めることもできます!
この小さな泡に合わせて、ブリック・マシーンでは、アメリカのポップカルチャーを象徴するレシピにインスパイアされたストリートフードメニューを発表している。ハンバーガーや ピザのほか、キヌアサラダ、セビーチェ、タコのマリネといったヘルシーな メニューもある。 私たちは、ブリック・ハウス発祥の地にちなんだ、見逃せない「ウェルシュ・デュ・シュノール 」を堪能する。
農家のパン、ハム、チェダーチーズにビールとディジョンマスタードを加えた北フランスの定番料理で、いつも大好評!向かいにあるのは「ナポリ」 ピザで、ハニカム状の軽い生地にトマトソース、モッツァ・フィオル・ディ・ラッテ、グアンチャーレ、卵、パルメザンチーズ、フレッシュバジルがのっている。
バティスト・デュフォッセと ジョセフ・ティメルマンスは、2020年にリールで誕生した、クリエイティブでオルタナティブなビールのビジョンを提供する醸造所コンセプト「Brique House」を支える2人の友人だ。二人はすでにリールに3店舗、ボルドーに1店舗をオープンしている。そして今、2人はパリに到着し、ブリック・マシーン(Brique Machine)をオープンした!さて、すべての常識を覆すパリのタップルームを発見する準備はできただろうか?
所在地
ブリックマシン
161 Rue Montmartre
75002 Paris 2
料金表
Bière - 25 cl : €3.5 - €5.5
40 cl : €6 - €7.5
Pizza : €10.5 - €18.5
Beef Burger : €16.5
Welsh : €16.5
公式サイト
briquehouse.com