11区のビア・バー、レ・キュヴ・ド・フォーヴ

ビール愛好家がパリ 11区に極上の隠れ家を見つけた。2018年に設立されたクラフトビールブランド「フォーヴ」をご存知だろうか。その フォーヴを手がけるシプリアン・メゾニエとアントワーヌ・ロビックが、レ・キュヴ・ド・フォーヴをオープンする。

レ・キュヴ・ド・フォーヴは、地ビール醸造所（カウンターの後ろにある美しく堂々とした醸造桶をご覧あれ）であると同時に、アングロサクソンのブルーパブにインスパイアされたビアバーでもある。生産者から消費者へ直送される！

広さ200m2、ポップな色使いのインダストリアルな内装、60席の日当たりの良いテラス席、プライバシーを確保するための小部屋「フォーヴ・ガーデン」...。レ・キュヴ・ド・フォーヴに 到着したら、まずここに足を踏み入れる。

ビールリストには、店内で醸造されたばかりの16種類の生ビールのほか、常設のリファレンスビール、短期限定のビール、オリジナルのコラボレーションビールなどがある。シードル専用のタップもあるため、15種類のビールしかないこともある！
ハーフビールは3ユーロから、パイントは14.50ユーロまで。

また、おいしいビールにはおつまみがあるとさらにおいしいので、 シェフのオスカー・ヴェルラン（フレンチー、アピシウス、ラ・ターブル・デュ11）は、ランチタイムには新鮮な季節の料理を、夜には他の美食家たちとシェアできる小皿料理を提供している。

朝食メニューは16ユーロまたは20ユーロで、ヴルーテ、ウフ・マヨ、フィレ・ドゥ・カビロー、ビュジェ、クレーム・ブリュレなどのブラッスリー風料理が含まれる。

夜は、厳選されたコールドミートと チーズ、ワサビ風味のアボカドクリームを添えた ニンジンの味噌ロースト、モーマスタードソースをかけたトゥールーズソーセージのグリル、とろけるようなサツマイモのコンフィ、ビール風味のマヨネーズをかけた ホームフライ、ゴマエビ、アクラス、ビアマリネしたチキンナゲットなどが楽しめる。そう、ここではお皿の上にもビールがあふれているのだ。

日曜日には、卵料理（ゆで卵、スクランブルエッグ、目玉焼き、ベネディクト）やブリュレ・ド・ベルヴィルのコーヒー・パンケーキなど、定番メニューが並ぶブランチが楽しめる。

つまり、よく食べ、よく飲める店なのだ！

アルコールの乱用は健康に危険です。お酒はほどほどに。