タイムスリップしたような気分に...。パリ9区にあるティールーム、ヴィオレッタ・エ・アルフレードでは、魅惑的なフレーバーの紅茶を、絶品のデザートやペストリーとともに楽しむことができる。この店では、すべての美食家やグルメを満足させる風味豊かなブランチ料理も提供している。
なぜヴィオレッタとアルフレードなのかというと、ジュゼッペ・ヴェルディの有名なオペラ『椿姫』と、その主人公であるヴィオレッタ・ヴァレリーとアルフレード・ジェルモントにちなんでいる。これは指揮者イヴァン・アルヴァレスの意図によるもので、アレクサンドル・デュマが彼女と別れるまで愛した有名な宮廷女官マリー・デュプレシスに敬意を表したかったのだ。後にヴェルディが『椿姫』でインスピレーションを得た、彼の最も有名な作品のひとつである『カメリアの乙女』のヒロイン、マルグリット・ゴーティエにインスピレーションを与えた女性であることは間違いない。
このティールームでは、ヴェルディのオペラ第2幕、ヴィオレッタとアルフレードが恋に落ちた可愛らしいカントリーハウスを再現している。チョコレートとプラリネのケーキにメレンゲの白鳥とカスタードを添えた「白鳥の湖」、オッフェンバックの作品にインスパイアされたキャロット・ケーキの「キャロット・キング」、プラリネのマフィンにカスタードを添えた「くるみ割り人形」。紅茶の種類も豊富で、完璧なティータイムを演出します!
ここは編集部が試食させてもらったティールームで、オペラ好きの私たちはとても気に入った!中国煎茶、マリーゴールドの花、バラの花びら、オレンジピール、ヤグルマギクの花、バーボンバニラ。まさにご馳走。チャイコフスキーのバレエ、カスタードの湖とメレンゲとクリームの白鳥の物語を伝える美味しさ。
これらの料理もさることながら、磁器製のサービスや19世紀の文芸サロンにふさわしい内装を特に高く評価したい。おまけに、オペラのアリアがバックに流れるので、どっぷりと浸ることができる。
要するに、午後のひととき、あるいはランチのひととき、すべてから離れるチャンスなのだ......。さあ、行こうか?
所在地
ヴィオレッタとアルフレード
30 Rue de Trévise
75009 Paris 9
アクセス
地下鉄7号線「カデット」駅
料金表
le petit déjeuner : €3.5 - €14
Cakes, muffins et cookies : €4
le thé (bio) : €4.2
dessert (finale) : €6
entrée (ouverture) : €6
la part de gâteau : €7.5
plat (entracte) : €9.2 - €11
Formule déjeuner : €12 - €15
Tea Time, pour une personne : €20
le Brunch : €25
公式サイト
www.violettaetalfredo.fr
詳細はこちら
営業時間:水曜日~土曜日:10時~21時、日曜日:11時~19時