パリには、すべてがスローモーションのように進み、静かに秒読みをするような時間が流れる場所がほとんどありません。日本人が好きで、特に有名な茶道で楽しむのに慣れている貴重な時間です。パリに、このユニークな体験を楽しめる場所があります。3区にあるOGATA Parisの地下にある茶室「SABO」だ。
ここでは、さまざまな方法でお茶を味わうことができる。お好みのお茶に和菓子を添えて。また、4種類のお茶と お茶請け、和菓子の組み合わせが楽しめるサジキメニューもあります。アドバイス:急がず、最低でも1時間30分の余裕を持った方が確実です。
テイスティングは、まず玉露から始まります。日出ずる国で最も高貴な緑茶とされる玉露は、50℃から60℃の「低温」で数回煎じた後、抽出されます。何が特別なのか?緑茶の中で最もうま味のある香りなんです!」。
茶師・今泉勝人氏の仕事ぶりを見ていると、お茶を入れるということは、非常に高度な技術を必要とする、まさに芸術であることがわかります。このような完璧なお茶を得るためには、多くの厳しさ、集中力、そして量と温度における正確さが要求されます。すべての所作が正確でなければならない。私たちは今泉勝人を飽きることなく見ています。
葡萄を使った「もえぎ」と抹茶を塗った「国東焼酎」です。
続いて、のどごしがよく、香りのよい季節のお茶「雪見茶」をいただき、ほうじ茶の魅力にはまります。
サイドディッシュには、お茶漬けがあり、香ばしく甘い前菜が、ほうじ茶と絶妙なハーモニーを奏でています。
そして最後は、やはり避けては通れない、絶妙なバランスの美味しい 抹茶で締めくくります。三 丁餅や くるみ餅 などの和菓子がきれいに並べられている小さな木の盆が用意された。私は「豆大福 」を選びました。もち米、小豆、ナッツが入ったおいしい大福です。反対側には、アイスモナカがあります!(2枚のウエハースの間にアイスクリームの玉が挟まっています)。
そして、お茶の世界のユニークな味を発見できたという幸せもあります。
さらに、OGATA Parisのティールームでは、お茶の祖先の文化を理解し、その効能や季節感を学ぶためのワークショップも開催されています。詳しくは公式サイトをご覧ください。