シェフの山口杉雄とソムリエのアレクサンドル・フィリップは、昨年10月にレピュブリック地区の71 rue de la Folie Mericourtにオープンした「ボタニック・レストラン」の勝者コンビである。
杉尾は東京生まれ。16歳の時にフランス料理に魅せられ、フランスに移り住むことを決意。その後、フランスのミシュラン星付きレストランで経験を積む:ボニューのエドゥアール・ルベ**、リヨンのリュ・ル・ベック*、そして最近ではリヨンのピエール=サン・ボワイエと、彼のオーベルカンフ通りのレストランで働いている。
一方、アレクサンドルは、フランスとオーストラリアのレストランで数々の経験を積んだ後、この2年間、レストラン「ボタニック」プロジェクトを展開してきた。彼はまた、ブルゴーニュのシャトーで毎年開催される最高級の料理学校の考案者でもある。
1階はビストロ兼ワインバー、2階はグルメレストラン。カウンターに置かれたボトル、壁にかけられたボトル、そして足元には、アレクサンドルが最高のヴィンテージを大切に保管している地下のワインセラーが見える出窓がある。
これらのボトルは私の宝物です」最高級のタパスも楽しめる。単なる冷製肉の盛り合わせとは一線を画し、ザリガニのビスク、オシエトルキャビア、牛肉のパルマンティエなどが並ぶ。どの料理にも合うワインのチョイスは完璧で、食べたいものに合わせてソムリエにグラスを選んでもらうようアドバイスするしかない。
私たちがワインを選ぶときは、意外な ワインに惹かれがちだ。 階段を上ったところにある、壮大なガラスの屋根、たくさんの光、20ほどのテーブルセッティング、ここが日本人のシェフが腕を振るう場所だ。5つのコース料理とミニャルディーズ、非の打ちどころのない正確さ、息をのむような色彩、 フランス料理のルーツに立ち返った シンプルかつ繊細な味わい 。「見た目だけの料理では、心を満足させることはできない。質の高い旬の食材を使い、心を温める料理という基本に立ち返りたい」。
皿の上のすべての要素に意味があり、物語がある。完璧な卵とマッシュルームのフリカッセから、貝のナージュ、繊細な胡椒風味のチョコレートのタルトレットまで、すべてが完璧だ。皿の上には何も残らない。
ワインに関しては、アレクサンドルはボトルワインを好み、メニューと予算に応じて案内してくれる。 この場所、このワイン、この料理が用意している驚きのすべてを台無しにするのはやめよう。ランチ (下)は24ユーロ 、前菜とミニャルディーズを含む 5コースのテイスティングメニュー(上 )は58ユーロで、特別な体験ができることは間違いない。
ディナーは、 ガラス屋根の下 、オスマン様式の建物を眺めることのできるテーブルをご指定 ください。お問い合わせ:ボタニック・レストラン71, rue de la Folie Mericourt75011 Paris予約:01 47 00 27 80
所在地
植物学
71 Rue de la Folie Méricourt
75011 Paris 11
アクセス
オーバーカンプフ(5番線)
料金表
dejeuner : €19 - €24
5 plats, mises en bouche et mignardises : €58