アボカド・トースト、ワカモレ、その他もろもろがお好きな方なら、食欲をそそる住所がここにある。パリのエティエンヌ・マルセル地区に、レ・アールや ポンピドゥー・センターから目と鼻の先にある緑豊かなスポットがオープンしたのだ。 アムステルダム発の驚くべきコンセプトで、アボカドをあらゆる形で楽しむことができる。
店内には、ピンクのバンケット、籐の椅子、グリーンの壁など、トレンディでフレンドリーな雰囲気が漂う。メニューを見れば納得するだろう。 ブランチの常連客は、お気に入りのグルメ料理が一週間を通して味わえることに大喜びだろう。前菜からデザート、カクテルまで、アボカド・ショーのメニューに共通するのはアボカドだ。
持続可能なアボカド?そんなことが可能なのか?
アボカドはその風味と栄養価の高さで賞賛される一方で、その摂取が環境に悪影響を及ぼすことはよく知られた事実だ。この果物は非常に水を必要とし(1kgのアボカドを生産するのに1,000リットルの水が必要だと言われている)、中南米からの輸出は二酸化炭素排出量が多く、生産者の中には違法に森林を伐採する者もいる。
では、フランスのアボカド専門レストランは環境に配慮しているのだろうか?それを証明しようとしているのがアボカド・ショーだ。彼らの公約によれば、このレストランは環境に配慮した倫理的な農園と協力し、アボカドは100%オーガニックである。水の消費量の多さを補うため、点滴灌漑が採用されている。また、生産者はインテリジェント・コンポストと森林再生も行っている。チリ、メキシコ、ペルー、スペイン、南アフリカからアボカドを輸送する際には、スロー・トランスポートを使用している。レストランは廃棄物ゼロにも取り組んでいる。廃棄物は堆肥に再利用され、ピットは角氷を作るのに使われ、レストランではガスを使わず電気だけを使用している。
トースト、ナチョス、パンケーキ、卵料理、ポケ、ハンバーガー...。しかし、ここで正しい選択をするためのヒントをいくつか紹介しよう。まず、サラダはとてもボリュームがあるので、食べきれるだけの食欲があることを確認してほしい!気になる方は、アボ・ガーデンと アボ・フライドポテトを前菜として試してみることをお勧めする。前者は自分で混ぜるクリーミーなアボカドフムスで、後者は アボカドフライにトリュフマヨネーズをかけたもの。なんとも斬新だ。
メインディッシュとしては、スモークサーモンのクロワッサンにフロマージュ・フレ、オランデーズソース、アボカドのスライス(もちろん!)、ふわふわのポーチドエッグを添えたものを見逃すわけにはいかない。 アボカド・ショーは、ペストリーとパンのために、パリのお気に入りのベーカリーのひとつであるThe French Bastardsとチームを組んだのだから。バンズをアボカドの半分に置き換えたファン・バーガーや、アボカド・トーストをマンゴーで再解釈したマンゴー・タンゴも印象的だった。
この超強力な食事に合わせて、アボカド・ショーは魅力的な カクテル・メニューも発表した。おなじみのレシピだけでなく、アボカドを使った新しいバリエーションもある。ウォッカ、テキーラ、ワカモレ、ライムジュース、アガベシロップ、調味料をブレンドした「グアカ・メアリー」は、スパイシーな風味のファンを喜ばせるはずだ。マッシュしたアボカドとプロセッコを使ったアボ・ベリーニもおすすめだ。
パリの夏の暑さのせいで、私たちは 凍えるようなデザート、 アボカドとピーナツバターのアイスクリームに夢中になった。アボカド・ショーは自らをよく囲い込んでいると言っていいだろう!
さあ、あなたもアボカドをいろんな形で楽しんでみませんか?
所在地
アボカド・ショー
6 Rue Étienne Marcel
75002 Paris 2
アクセス
地下鉄エティエンヌ・マルセル(4号線)
料金表
entrées : €6.95 - €9.95
Desserts : €6.95 - €9.5
Cocktails : €10.95 - €13.95
Toast : €12.5 - €13.5
oeufs : €12.95 - €17.5
Burger : €17.95
公式サイト
www.theavocadoshow.com